5月24日、たいゆう保育園を会場とした横手市大雄地域総合防災訓練が行われました。
昭和58年に発生した日本海中部沖地震の大惨事を教訓とした避難訓練です。
この時期は秋田県内、どの地域でも当時の震災を意識した訓練をされているのではないでしょうか。
二度と同じ犠牲を出さないために、自分たちの大切な命を守るために。
この日の訓練には、大雄地域局、横手市消防署、消防団のみなさんと一緒に行いました。
いつもと違う音、非常ベル、消防車のサイレンと、けたたましい音が鳴り響き、中には泣いてしまう小さい子もいましたが、3歳以上のクラスの子どもたちは落ちついて、避難場所まで移動することができました。
避難後は、消防車の放水をみて喜んでいた子どもたちです。
たいゆう保育園の職員による消火器を使った消火訓練も行われ、いざという時の扱い方も学びました。
消防車が来た!放水した!消火器からはピンクの煙がでるのか!消防車の中ってどんなの!?などなど、子どもたちにとっては、とても楽しい避難訓練となったようでした。
閉会式の中では、消防士さんや地域局長さんから、子どもたちの上手に避難できていたことをたくさんお褒めていただきましたね。
また、消防団大雄支団長からのお話の中で、「・・・子どもたちの澄んだ目を見ると、〝地域の宝〟だな、と・・・」とおっしゃった場面がありました。
とても身に染みる言葉でした。
子どもたちの命を預かる保育園として、万が一の際にも子どもたちの安全、そして笑顔を守ることができるよう、今後も防災の意識を高めていきます。