日本の伝統文化の一つである和太鼓を子どもたちが練習することの魅力・・・、いったいどんなものがあるでしょうか。
どう叩いたらきれいな音が出るのか考え、解決していく向上心。
仲間たちと音を合わせて演奏する協調性。
繰り返し練習していく中で育まれる忍耐力、表現力。
大勢のお客さんの前で披露する度胸、精神力。
そして、本番を迎え、太鼓披露が達成されたときの達成感。
健康的な体作りはもちろんのこと、これらの能力の発達を促すことが和太鼓を体験(練習、披露)する魅力* ではないかと思います。
たいゆう保育園では、毎年、年長組の子どもたちが太鼓を練習し、披露してきました。
昨今の新型コロナウィルス情勢で披露の機会は減りましたが、
発表会で子どもたちが披露した、心に響く力強い太鼓演奏は、たいへん好評でした。
1月27日、来年度の年長組さんへ、太鼓のバチを託しました。
子どもたちが太鼓を叩く時の姿勢や、かけ声のやり方、そしてあいさつのお手本を見せて、一緒にやってみたり、コツを伝えたりました。
2月から、まずは段ボールの箱を使った〝箱太鼓〟での練習が始まります。
年中組のみなさん、練習がんばってくださいね!
来年度は、たいゆうキッズ太鼓披露の機会がたくさんあることを願うばかりです。
*注)和太鼓に限らず日本の伝統文化や伝統スポーツは「礼に始まり、礼に終わる」ことがほとんどだと思います。
礼儀作法をあらためて学ぶ、こういったものも伝統文化や伝統スポーツに触れる魅力の一つではないでしょうか。